朝は散歩して昼に飯を食う。ついでに仕事して帰って寝る。

ハンバーグモングラーの生態

朝、日の光を浴びながら散歩する。そして昼になったら、真っ当なご飯を食べる。

それでいい。いや、それがいい。

そんなしみじみとした心地よさがここにはある。

会社。

そう。出社って、いいんですよ。

もはや朝の散歩と昼の社食のために出社してるまである。そして、せっかく会社にいるし、働くと毎月お金がもらえるからついでに仕事して帰る。そんな朗らかサラリーマン。

…だと最高だけど、現実はしっかりストレス抱えて日々仕事を耐え抜いてます。

とは言え、やっぱ出社っていいなって最近思えてるんです。そんなこと数年前の自分が聞いたら、あきれて首を横に振ってたんだろうけども。

コロナ禍で、リモートワーク、在宅勤務が一気に浸透して、一時期は自分も家で優雅に仕事してました。最初は本当に「はあー、リモートワーク最高!」って感じでした。

でも…やっぱあかんかった。

出不精がリモートワークなんてやり始めたら、本気で外に出なくなっちゃって。

まずは、夜の寝つきがあかんくなります。夜中の1時、2時になっても全然眠くないし、無理くり布団に入っても目バキバキだし。そしてやっと意識飛んだか、と思った矢先に目覚ましが鳴る。みたいな。睡眠リズム大崩壊時代。

食糧問題も発生します。自分は料理が全然できません。食べるものがなくなると、さすがの出不精でも近所のスーパーにササッと買い出しに行くわけですが、手に取るのはすぐ食べられて、脳にくるやつばかり。カップラーメンやら冷凍食品やら。お湯注ぐ、レンチンする、できる。すぐおいしい、すごくおいしい。甘味、塩味、酸味。脳ミソヨロコブ。おでこから下のことはガン無視ですね。気づいたら赤ちゃんも顔負けのぷくぷくワガママボディです。

あと、ひとりこもって仕事してると、思考もどんどん自分の中に閉じこもり始めて。チャットや電話で会話するのも億劫になって、適当に自分の判断で仕事しちゃう。そんな独りよがりなもの作っちゃって、後から手戻りが発生しちゃったり。仕事自体もだんだんクオリティが落ちていきました。

結果、心身やら仕事やら本当に調子が悪くなって…睡眠外来に通いだしまして。

病院に行って、生活指導してもらって。だんだんちゃんと眠れるようになると、やっぱいいんです。体の調子が。体の調子がいいと、気分も良くなる。やる気も出てくる。

いやあ、色んな人が言ってるけど、ほんと睡眠って大事ですよね。

自分が睡眠改善で特にしっかり取り入れたのは、朝ちゃんと外に出て歩くということ。先生いわく、睡眠リズムを整えるのには、夜にちゃんと体の中でメラトニンを出すのが大事らしい。そのためには朝起きたらすぐに日の光を浴びるといいんだとか。そんなわけで、朝の散歩を日課にしはじめたというわけです。

そんなある日、気づいちゃったんです。

だったら、もう出社しちゃえばいいじゃんって。駅まで歩く、会社まで歩くのも散歩と一緒だし、出社したら社食も食べられるし。最高じゃんって。

しかも、会社だとやっぱ仕事もしやすいんですよ。何だかんだ、コミュニケーションは対面で会話するのが一番スムーズ。

世の中、チャットとかあるからそれでいいじゃんみたいな話もあるけど、でも、それは一定の条件下で言えることなのかなと思っていて。というのも、ある程度まともな文章でのコミュニケーションが取れる人同士じゃないと難しいんですよね。チャットでの意思疎通って。

非同期コミュニケーションは、人の集中を妨げないから便利ではあるんですけど、少ないラリーで過不足なく情報をやり取りするって、相当むずいんですよね。自分の周りだと、自分含めて9割くらいの人はあまりうまくできてないかも。そして、うまくできない人に限ってリモートワークしたがるのもなんとも切ない(過去のおれ)。

タイムリーに仕事をしないといけない時は、やっぱり面と向かって会話したほうがいい。

あと、Web会議もなんだかんだリアルな会議に比べてスムーズじゃなくて。社内の会議だと、通信帯域の関係でビデオはオフにしてて、相手の顔が見えないから会話の手ごたえみたいなのもつかみにくいし、しゃべり出しを気にしたりとかもあって、脳ミソに変な負荷がかかっちゃう。

現実世界のアナログな情報量って、やっぱすげえんだなって思います。

それに、出社すると外界からちゃんと脳ミソに刺激を与えられるのもいい。出社すると周りの人からなんやかんや接触があります。それがうっとうしいというのもあるんだけど、だからこそちゃんと脳ミソが外の世界とリンクし続けられる。それによって独りよがりなものを作らずにすむ。これは、サラリーマンにとっては結構大事なことだと思います。

アメリカのIT業界でも脱リモートワークの動きが加速しているようですが、それはそうなのかもなと思います。情報というものにゴリゴリに向き合っているからこそ、リモートワークにおける情報の流れの欠点にいち早く気づけて、対応しているということなのかもしれない…

まあ、自分の場合はそんなカッコいい理屈じゃなくて、単純に朝の散歩と昼の社食が気に入り始めたということなんですが、それで社会の潮流にうまく乗ることができてよかったなとニヤニヤしているところです。

ということで、リモートワークで、実はなんか調子悪くなってる人がいたら、ぜひまずは朝の散歩をお試しください。そして、お昼はちゃんとしたご飯を食べたり、ちゃんと人と話して仕事したりしていると、いい感じに眠れるようになって、そのうち元気になれるかもしれないです。